2025.12.09
紹介者は「迷いや不安を抱えている研修医の皆さんに、ぜひ手に取ってほしい」と、この小説をお薦めしてくれています。
内容
土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇跡の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる(文藝春秋ウェブメディア『本の話』から引用)
紹介者:樋口直彦
診療科:整形外科
医学部卒業年:2007年
所属:医療法人藍整会 なか整形外科 理事長
中学生の頃。
私の思春期の人格形成において、大きな影響を受けた作品です。坂本竜馬の行動力や、仲間と共に未来を切り開いていく姿に心を震わされ、「困難に直面しても前に進むこと」の大切さを学びました。医師として歩み始めてからも、挑戦を続けるための原動力になっています。
この作品の中の竜馬のせりふのうち、私の人生の軸となった言葉が二つあります。
一つは、「世に生を得るは事を成すにあり」 です。人がこの世に生まれてくるのは(志を持って)「事」を成し遂げるためにあるという意味です。
もう一つは、「世の中の人は何とも言わば言え、我がなすことは我のみぞ知る」です。周囲の評価や雑音に惑わされず、自分の信じた道を歩むということです。
初期研修中は多くの壁にぶつかります。失敗や挫折も避けられません。私もそうでした。そんな時に竜馬の言葉を思い出すと、「また一歩踏み出そう」と背中を押してもらえました。
迷いや不安を抱えている研修医の皆さんに、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
岩本あかり
東京を中心に、イラストレーター・UIデザイナーとして活動。 シンプルな線に、軽快な色面。 どこにでもありそうな景色に、ひとつまみのユーモアを。 見た人がクスッと楽しくなる絵を描く。
HP: https://akariiwamoto.com
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