2025.11.20
心療内科医の鈴木裕介医師とトラウマについて対談。
対談を通じて、鈴木医師の会話力・聞き上手に驚かされた。
プロフェッショナル同士が腹を割って語り合うコンテンツこそ、AI時代に必要なのではと考えている。
先日、心療内科医の鈴木裕介先生と初めて対談をした。二人とも名前が同じということで即席コンビ「ダブル“ゆうすけ”」として、臨床的な話ができ、すごく楽しかった
主な議題は「トラウマ」だ。以前は一部の重大な出来事に限られていたトラウマの概念が、今や幅広く、複雑な背景を持つ患者さんの理解に不可欠な視点となっていることを、互いの臨床の実感として確認し合えた。
鈴木先生が言及されているように、医療者のケアも大事だろう。人を助けることに誠実に向き合い、身を削るように頑張る一方で、自身のケアがおろそかになってしまうという問題は、医療界の根深い課題だと改めて感じる。
対談を通じて驚いたのは、鈴木先生の「会話」の力量である。YouTubeを主戦場としない鈴木先生が、話しを心地よく引き出す「間」と、言葉を的確に選ぶセンスをお持ちで、正直「もったいない」と感じた。経営者向けの講演などで大活躍されているのはうなずける。
対談前に、鈴木先生の最新の書籍を拝読してから収録に臨んだ。その予習があった上で、先生の優れた「聞き上手」ぶりに助けられ、私はリラックスして、普段自分の動画では語らない研修医時代の個人的なトラウマ体験まで、自然体でしゃべることができた。今度はホストとゲストという枠組みを超え、私が聞き役に回り、鈴木先生が考えるトラウマ臨床の具体的なあり方や、患者さんの治癒に至るイメージを、もっと深く掘り下げて聞いてみたい。
普段から私は、プロフェッショナル同士が腹を割って語り合うコンテンツこそ、AI時代に必要なコンテンツなのではないか、と考えている。いつか機会があれば、2〜3時間にも及ぶようなロングインタビュー企画を、私が聞き手となって鈴木先生と実現してみたい。
本動画は、自分を後回しにしがちなすべての医療・福祉従事者の皆さんにこそ見ていただきたい。そして、もし鈴木先生から本の出版などの新しい動きがあった際には、ぜひトークライブをご一緒して、この熱量を再び共有したい。
最後に、鈴木先生がおっしゃるように、まずは「生存がゴール」であることを、全ての医療者に伝えたい。ぜひ動画本編を見てください!
益田裕介(ますだ・ゆうすけ)
1984年生まれ。岡山らへん出身。精神保健指定医、精神科専門医・指導医。防衛医科大学校卒業、陸上自衛隊勤務後、民間病院を経て、2018年4月より東京都内の早稲田大学横で個人開業医をしている。19年12月からYouTubeもやっている変な人。酒が好きすぎて、心身を壊しそうだったので20年6月から断酒中。そのことを自慢に思っている。週6~7勤務も疲れてきたので、勤務日を減らしたいけれど、貧乏性なので減らせない。こんなに頑張って働いているお父さんなのに、8歳になる娘からは「変態おじさん」なるあだ名を拝命しました。
月曜のマミンカ
神奈川県川崎市在住のイラストレーター、絵本作家、グラフィックデザイナー。 2022年、絵本「カモンダメダメモンスター」を出版後、こどもと楽しめるワークショップを不定期で開催。 4匹の保護猫とヒーロー好きな息子、自由奔放な娘の子育てに奮闘中。
HP: https://mondaymom.official.ec/
Instagram: https://www.instagram.com/mondaymaminka/