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タブレットを使った勉強方法がオススメ!(漫画『ラジエーションハウス』)

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原作:横幕智裕 漫画:モリタイシ 出版社:集英社

あらすじ

我々の病を見つけるのは、目の前の主治医だけではなかった! 病の原因を探り、レントゲンやCTで病変を写し出す診療放射線技師。さらには画像を読影し病気を診断する放射線科医。現代医療を支える「画像診断」の世界──。そこで働き、患者の病、怪我の根源を見つけ出す放射線のエキスパートたちの戦いを描く!! (集英社 グランドジャンプのホームページから引用)

プロフィール画像

紹介者:tawa

診療科:放射線科

医学部卒業年:2021年

この作品と出会った時期

研修医2年目

どんな影響を受けた?

私は研修医の時、放射線科に進むことをある程度早めに考えており、いくつか病院見学にも行っていました。そして、見学先の医局にこの漫画が置いてあったため、興味本位で読み始めました。かなり脚色はありますが、放射線科が何をしているのかのほか、いつもオーダーしているCT、MRIの撮像(撮影)の考え方も分かり、入局前に読んでおいて良かったと思っています。

でも私が一番影響を受けたのは、実は別のところなんです。当時私は仕事の合間の勉強方法に悩んでいました。そんな時にこの漫画を読んだので、主人公の勉強方法を少し取り入れることにしてみたのです。具体的には、小さいタブレットを使って歩きながら読む(勉強する)というスタイルです。

そしてiPad miniを購入し、タブレットで隙間時間に勉強するというスタイルにしてから、教科書をよく読むようになりました。その後専攻医になってからは、通勤中や当直の空き時間にもタブレットを使うようになり、今では毎月千ページ近くの教科書を読むようになっています。ということで、図らずも私の医師生活に大きな影響を与えた作品です。

どんな人にお薦め?

放射線科に興味がある人、当直中CTやMRIをオーダーしている研修医、勉強法に悩んでいる人。

その他

タブレットの勉強はお勧めですが、歩きながらの勉強は危ないのでやめましょう。

岩本あかりプロフィール画像
イラスト

岩本あかり

東京を中心に、イラストレーター・UIデザイナーとして活動。 シンプルな線に、軽快な色面。 どこにでもありそうな景色に、ひとつまみのユーモアを。 見た人がクスッと楽しくなる絵を描く。

HP: https://akariiwamoto.com

Instagram: https://www.instagram.com/akari.iwamoto