2026.02.27
経血使ったHPV検査で負担軽減 精度は従来検査と同等▽子宮頸がん検診が変わる英国▽HPV、男子のワクチン接種で根絶可能と数理モデルが予測▽尿検査で子宮頸がんが見つかる!?
友人と子宮頸がん検診について話したことがあります。彼女は定期検診(細胞診)で軽度の異常を指摘されたことがあるのだそうです。経過観察となり、その後は自然に改善したとのことですが、身近な人の体験から、定期的な検診の大切さを改めて実感しました。
とはいえ、いざ自分のことになると足が重くなります。検診が精神的にも身体的にも負担だと、友人から聞いてしまったからです。子宮頸がん検診では、専用のブラシを使って子宮頸部(子宮の入口)から細胞を採取し、顕微鏡で調べます。痛みや違和感を訴える人もいるといいます。
その不快さが受診を遠ざける一因ともいわれているようです。実際に私も、「自分を守るために必要な検査だけれども、できることならやりたくない」と思ってしまいました。
子宮頸がんの主因はヒトパピローマウイルス(HPV)です。そのHPV検査について、中国の研究チームが医学誌BMJに発表した研究結果では、生理用ナプキンの吸収面に張ったミニパッド(コットンストリップ)で集めた経血からHPVを検出できるそうです。研究では、従来法と同等の精度だったといいます。
このような、女性が負担を感じにくく、簡単に受けられる検査が広がるなら、私もすぐに受けたいと思います。仕組みが整えば、私のように検診を先延ばしにしてしまう人の背中をそっと押せるはずです。【足羽美香】