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2026.04.30

夜遅くの食事は要注意 ストレスによる腸機能の低下が悪化する可能性

慢性的なストレスは、腸の機能を混乱させ、下痢や便秘を引き起こします。さらに夜遅くの食事が、こうしたストレスによる悪影響を増大させ、腸の健康や腸内細菌叢にネガティブな作用をもたらす可能性があるといいます。米国の研究チームが、2026年5月2日~5日に米国シカゴで開催される「米国消化器病週間(DDW 2026)」で発表する予定です。

  • 慢性的なストレスは、腸の機能を混乱させ、下痢や便秘を引き起こします。さらに夜遅くの食事が、こうしたストレスによる悪影響を増大させ、腸の健康や腸内細菌叢(そう)にネガティブな作用をもたらす可能性があるといいます。米国の研究チームが、2026年5月2日~5日に米国シカゴで開催される「米国消化器病週間(DDW 2026)」で発表する予定です。

    研究チームは1万1千人以上のデータを基に、「慢性的なストレス」「夜遅くの食事」「腸機能障害」の関連性を調査しました。

    その結果、「アロスタティック負荷(BMIやコレステロール値、血圧などから算出する慢性的なストレスの指標)」のスコアが高く、午後9時以降に1日のカロリーの25%以上を摂取すると報告した人は、この指標が低スコアで夜遅くに食事を取らない人に比べて、下痢や便秘を経験する可能性が1.7倍高くなることが分かりました。

    別の4千人以上のデータからは、ストレスレベルが高く、夜遅くに食事をする習慣がある人は、腸の問題を報告する可能性が2.5倍高くなることが明らかになりました。これらの人々は腸内細菌の多様性が低く、さらに、食事のタイミングが脳腸相関(神経やホルモン、腸内細菌などを介した脳と腸の双方向のやり取り)によって、腸内細菌叢へのストレスの影響を増幅する可能性が示されました。

    研究チームは、今回の調査は観察的なものであるため、結果は因果関係ではなく、あくまで関連性の示唆にとどまるとした上で、「何を食べるか」だけでなく「いつ食べるか」も健康において重要であることが浮き彫りになったと強調しています。