icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc
SEARCH

2026.02.12

経血を使ったHPV検査、従来の検査と同等の精度

生理中の経血を使ったヒトパピローマウイルス(HPV)の検査が、従来の子宮頚部からの組織採取による検査とほぼ同等の精度を示すことが明らかになったそうです。中国の研究チームが大規模調査の結果を医学誌BMJに発表しました。

  • 生理中の経血を使ったヒトパピローマウイルス(HPV)の検査が、従来の子宮頚部からの組織採取による検査とほぼ同等の精度を示すことが明らかになったそうです。中国の研究チームが大規模調査の結果を医学誌BMJに発表しました。

    従来の検査は、医師が器具を使って子宮頸部の組織を直接採取する必要があり、痛みや不快感を伴うことが受診率低下の一因になっています。研究チームは、より負担の少ない検査方法の可能性を探るため、2021年9月から25年1月にかけて、規則的な月経周期を持つ20~54歳の女性3068人を対象に調査を実施しました。

    調査は、湖北省の七つの地域で行われ、参加者は生理用ナプキンの吸収面に張り付けたミニパッド(コットンパッド)で採取した経血と、医師が採取した子宮頸部サンプルの両方を提供しました。

    検査結果を比較すると、病気の人を検出する「感度」は、経血を使った検査が94.7%、従来の検査が92.1%でした。病気でない人を正しく陰性と判定する「特異度」は、経血検査が89.1%、従来検査が90.0%でした。

    また、結果が陰性の人のうち本当に病気を持たない人の割合「陰性的中率」はどちらも99.9%でした。その逆の陽性的中率が経血検査が9.9%、従来検査が10.4%。中等度以上の子宮頸部異形成を持つ患者を1人検出するのに必要な精密検査数は、経血検査が10.1件、従来検査が9.6件でした。

    研究チームは、ミニパッドで採取した経血を用いた検査は非侵襲的で自己採取が可能な方法であり、子宮頸がん検診を受けやすくする新たな選択肢になり得るとまとめている。