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2026.01.15

人気の減量薬をやめると、2年で元の体重に逆戻り?

ウゴービやゼップバウンドなどの薬剤中止後は平均0.4kg/月で体重が再増加し、約1.7年で治療前の体重へ戻ると推定されるそう。食事療法量や運動をやめた後よりも、体重が元に戻るのが月4倍近く速いことが判明したとのこと。

  • ウゴービ(一般名セマグルチド:GLP-1受容体作動薬)やゼップバウンド(一般名チルゼパチド:持続性GIP/GLP-1受容体作動薬)などの減量薬は、中止後に体重が再増加し、2年未満で治療前水準へ戻ってしまう可能性があるそうです。英国の研究チームが、医学誌BMJに論文を発表しました。

    研究チームは、2025年2月までに公表されたGLP-1薬をはじめとする承認済みの減量薬に関する37件の研究結果から、太り過ぎまたは肥満の成人9341人のデータを分析しました。治療期間は平均39週間で、追跡期間は平均32週間でした。

    解析の結果、薬剤中止後は平均0.4kg/月で体重が再増加し、約1.7年で治療前の体重へ戻ると推定されました。糖尿病や心血管疾患のリスク指標についても、約1.4年で治療前の水準に戻ると推定されています。

    さらに、薬剤中止後の再増加速度は、食事療法や運動による減量をやめた後よりも、体重が元に戻るのが月0.3kg(4倍近く)速いことが判明しました。

    セマグルチドとチルゼパチドに限定すると、治療中止から元の体重に戻るまでの期間は約1.5年と推定されたそうです。

    ただし、この研究は、GLP-1薬を検証した研究が8件と少ないことや、薬を中止した後の追跡期間が最長12カ月に限られていたことなどの制約もあるとのことです。