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2026.01.08

米CDC、子ども向け予防接種スケジュールを見直し 一律推奨は11種類に縮小

一律推奨から外れたRSウイルス、B型肝炎、デング熱などのワクチン7種については高リスクの子どもにのみ推奨するそう。専門家からは、懸念の声が上がっているとのこと。

  • 米疾病対策センター(CDC)は1月5日、全ての子どもに接種を一律に推奨するワクチンについて、これまでの18種類から11種類に減らすと発表しました。他の先進国の予防接種スケジュールと比較し、科学的な比較評価を行った結果だとしています。

    引き続き全ての子どもに接種が推奨されるのは、麻疹(はしか)、おたふく風邪、風疹、ポリオ、百日ぜき、破傷風、ジフテリア、インフルエンザ菌b型(Hib)、肺炎球菌、ヒトパピローマウイルス(HPV)、水痘(水ぼうそう)のワクチンです。一方で、RSウイルス(RSV)、A型肝炎、B型肝炎、デング熱、血清群ACWY髄膜炎菌、B群髄膜炎菌のワクチンについては、特定の高リスクの子どもに推奨されます。

    また、ロタウイルス、新型コロナウイルス、インフルエンザ、髄膜炎菌、A型肝炎、B型肝炎に対するワクチン接種については、保護者が医療従事者と相談の上、個別の「共同意思決定」がなされるべきだとしています。なお、新型コロナウイルスワクチンについては2025年にすでに共同意思決定に基づく接種枠に移行しています。

    米NBC Newsによると、今回の見直しは、25年12月にトランプ大統領がケネディ厚生長官に対し、ワクチン接種スケジュールの再検討を指示したことを受けたものです。CDCのワクチン諮問委員会(ACIP)による審議など通常の手続きは経ていません。

    この決定について、感染症や公衆衛生の専門家からは、米国のワクチン接種率が大きく低下し、感染症の流行が発生する可能性があるとの懸念が相次いで示されています。