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2025.10.17

長寿のカギはビフィズス菌!? 117歳女性の腸内環境の分析で明らかに

女性は毎日ヨーグルトを3個食べていたそう。腸内にはビフィズス菌が属するBifidobacteriaceae科の細菌が、特に豊富だったといいます。100歳を超える長寿者は、この細菌が多く見られる傾向があるとのこと。

  • 2024年8月19日に、117歳168日で亡くなったスペインの女性マリア・ブラニャス・モレラさんの腸内細菌叢の研究から、毎日のヨーグルト摂取や地中海式食事法が長寿につながる可能性が示されたそうです。スペインの研究チームが、医学誌Cell Reports Medicineに成果を発表しました。

    研究では、モレラさんの血液、唾液、尿、便を分析しました。その結果、一般的な疾患に対する保護効果のある遺伝子変異を持っていたことが判明しましたが、これは特段珍しいものではないといいます。一方で、食事や生活習慣でコントロールが可能な腸内細菌叢は、数十歳若い人と同じくらい多様性に富んでおり、善玉菌として知られる「ビフィズス菌」が属するBifidobacteriaceae科の細菌が特に豊富なことが分かりました。

    通常、高齢になると腸内細菌の多様性が失われ、Bifidobacteriaceae科の細菌も減少します。しかし、100歳を超える長寿者はこの細菌が多く見られる傾向があります。

    モレラさんは、ビフィズス菌の増殖を助ける乳酸菌を含むヨーグルトを1日3個食べる習慣があり、腸内細菌の多様性を高めるとされる地中海式食事法も実践していたそうです。

    もちろん、彼女の長寿が腸内細菌叢だけで説明できるわけではありませんが、食生活による腸内環境の維持が寄与した可能性があります。

    ビフィズス菌を増やすには、ヨーグルト、ケフィア(発酵乳)、キムチ、ザワークラウト(キャベツの塩漬け)などの発酵食品に加え、果物、野菜、豆類、全粒穀物を摂取すると効果的とのことです。