2025.09.22
米CDC所長を29日間で解任されたモナレズ氏が上院保健委員会で、保健福祉省の長官ロバート・ケネディ・ジュニア氏と反ワクチン派によって米国の公衆衛生システムが「非常に危険な場所」に向かっていると警告したそう。
米疾病対策センター(CDC)所長をわずか29日間の在任で解任されたスーザン・モナレズ氏が9月17日、上院保健委員会に出席し、米国の公衆衛生システムが保健福祉省(HHS)長官ロバート・ケネディ・ジュニア氏と反ワクチン的な立場の人々によって「非常に危険な場所」に向かっていると警告しました。AP通信や米CNNなどが報じています。
報道によると、ケネディ氏は小児ワクチンの定期接種についてスケジュールの変更を計画しており、モナレズ氏に対し「新たなワクチン接種スケジュールを承認しないのであれば、CDC所長を辞任する必要がある」と告げたとされています。
モナレズ氏は、スケジュール変更の科学的根拠をケネディ氏に求めましたが、何も提示されなかったと証言しました。「ケネディ氏の要求に従わなかったためにCDC所長を解任された」と述べています。
さらに、モナレズ氏は、ケネディ氏らによる公的な「反ワクチン運動」が続けば、ポリオなどの致命的な感染症が復活する可能性があると警鐘を鳴らしました。
なお、AP通信などによると、ケネディ氏が任命したワクチン諮問委員会が9月18日に開かれ、MMRV(麻疹・おたふく風邪・風疹・水痘の混合ワクチン)について、4歳未満の子どもには接種すべきでないと勧告。代わりに、MMR(麻疹、おたふく風邪、風疹)と水痘ワクチンを個別に接種するよう提案しました。
専門家からは、この勧告がワクチンへの不信感を助長し、接種率の低下を招くとして懸念の声が上がっています。