icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc
SEARCH

2025.09.12

人工甘味料の摂取量が認知機能の低下と関連か

人工甘味料の摂取量に応じて参加者を高・中・低の3群に分け、認知機能のテスト結果を分析。高群は低群よりも思考力や記憶力の低下が62%速く進行していることが分かったそうです。この傾向は60歳未満で顕著だったとのことです。

  • 砂糖の代わりに使われる低カロリーやノンカロリーの人工甘味料が、脳の健康に悪影響を及ぼす可能性があるようです。ブラジルの研究チームが、平均年齢51.9歳の成人1万2772人を対象に人工甘味料の摂取量と認知機能の変化を8年間追跡し、その結果を医学誌Neurologyに発表しました。
    チームは、炭酸飲料や低カロリースイーツなどの超加工食品に含まれる7種類の代用甘味料(アスパルテーム、サッカリン、アセスルファムカリウム、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、タガトース)の摂取量に応じて高・中・低の3群に分けて調査。1日の平均摂取量は、低群で20mg、高群で191mgでした。
    認知機能テストの結果を分析したところ、高群は低群に比べて思考力や記憶力の低下が62%速く進行していることが分かりました。これは、約1.6歳年を取ることに相当するといいます。中群は低群より、こうした認知機能の低下が35%速く、これは約1.3歳の老化に相当するとのことです。
    年齢別では、60歳未満の高群で発話流暢(ちょう)性や全体的な認知機能の低下が顕著だったのに対し、60歳以上では明確な関連は見られませんでした。また、糖尿病を持つ人は、認知機能の低下が特に速く進行する傾向が確認されました。
    甘味料の種類別では、タガトースを除く6種類が、記憶力をはじめとする認知機能の低下と関連していました。