2025.09.03
右派でも左派でも、極端な思想を持つ人は、政治的コンテンツに触れると生理的な興奮が高まり、似たような脳活動のパターンを示すそうです。過激な言葉に特に強く反応する傾向があるとのこと。
「超リベラル(極左)派」と「超保守(極右)派」の人々は、政治的に正反対の思想を持っているにもかかわらず、驚くほど似た方法で政治的情報に反応し、処理していることが分かったそうです。米国心理学会(APA)が学術誌Journal of Personality and Social Psychology: Attitudes and Social Cognitionに研究成果を発表しました。
チームは、さまざまな政治的思想を持つ44人に対し、政治色の濃いビデオを見せ、脳と皮膚の反応や目の動きを観察しました。
機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で脳画像を分析したところ、左派でも右派でも、極端なイデオロギーを掲げる人は、似たような脳活動のパターンを示すことが分かりました。こうした一致は、過激な言葉が使われたシーンで特に顕著なことが確認されました。
また、皮膚電気反応(GSR)の計測から、極端な思想を持つ人は、政治的コンテンツに触れると生理的な興奮が高まることも明らかになりました。
一方で、穏健な政治思想を持つ人々では、極左・極右の人に見られたような脳活動のパターンは認められなかったとのことです。