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2025.09.01

妊娠中のアセトアミノフェン使用は要注意! 子どもの発達障害リスクが上昇 10万人の調査で明らかに

妊娠中のアセトアミノフェン使用は、医師の指示のもとで、使用期間を限定する必要があるという見方があります。子どものASDやADHDのリスク上昇の関連が認められたそう。

  • 鎮痛剤や解熱剤として一般的に使われるアセトアミノフェンは、妊娠中でも安全だと考えられてきました。ところが、米国の研究チームが、妊娠中の使用は生まれた子どもの神経発達症(発達障害)のリスクを上昇させる可能性があることを明らかにしたと、医学誌BMC Environmental Healthに発表しました。
    チームは、計10万人以上のデータを含む46件の既存研究を分析しました。その結果、質の高い研究ほど、妊娠中のアセトアミノフェンの使用と生まれた子どもの自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如多動症(ADHD)などのリスク上昇と関連性が認められることが分かりました。
    また、アセトアミノフェンは胎盤を通過することが知られています。研究では、アセトアミノフェンが酸化ストレスやホルモンの乱れを引き起こす可能性、さらにDNAの配列を変えずに遺伝子の働きを制御する「エピジェネティックな変化」によって、胎児の脳発達を妨げる可能性があることも示されました。
    チームは、妊娠中のアセトアミノフェン使用について、医師の指示のもとで使用期間を限定する必要があると注意を促しています。また、利益とリスクのバランスを適切に取るために臨床ガイドラインの更新や、より安全な代替薬の研究が急務であることも指摘しています。