2025.08.29
米ホワイトハウスは8月27日、米疾病対策センター(CDC)所長のスーザン・モナレズ氏が退任したと発表しました。モナレズ氏は7月31日に就任したばかりです。米CNNやABC News、NBC Newsなどは、ワクチン政策などを巡って米保健福祉省(HHS)のケネディ長官と対立していたと報じています。
モナレズ氏は、ワクチン懐疑派として知られるケネディ長官から、複数のCDC高官を解任するよう迫られましたが、これを拒否したために怒りを買ったとされています。また、近く予定されている予防接種と自閉症の関連性に関する発表を巡っても、ケネディ長官の率いるグループと衝突していたと報じられています。
モナレズ氏の退任に続いて、CDCの予防接種部門の責任者など複数の高官が相次いで辞意を表明しているとのことです。
なお、モナレズ氏の弁護士は、解任通知は法的に不備があるとしてこれを拒否し、モナレズ氏はCDC所長職にとどまると述べているそうです。
ケネディ長官の就任以降、CDCおよび関連機関の職員が大幅に削減されたほか、ワクチンに関する諮問委員会の委員全員が解任されるなど、混乱が続いています。