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2025.07.03

2030年までに世界で1400万人が死亡の恐れ トランプ米政権の海外援助打ち切りで

  • 米国のトランプ政権は2日、海外援助を担う国際開発庁(USAID)の事業を停止すると発表しました。これまで低中所得国に対する人道支援の多くを担ってきたことから、世界の人々の健康に甚大な影響が及ぶ可能性が懸念されています。
    スペインなどの研究チームが6月30日、USAIDの資金が削減されたことによる影響を分析し、医学誌Lancetに論文を発表しています。
    チームが世界133カ国のデータを分析したところ、2001~21年の間に、USAIDが資金提供したプログラムによって約9200万人の命が救われたと推定されました。このうち2500万人がHIV/AIDS、1100万人が下痢性疾患、800万人がマラリア、500万人が結核による死亡をそれぞれ免れたといいます。
    また、チームはUSAIDによる資金削減の影響が30年まで続くと仮定し、そのことで何人の命が失われるかを推計しました。その結果、今後5年間で1400万人以上の人が死亡する可能性があることが明らかになりました。このうち450万人が5歳未満の子どもだといいます。