マイナビRESIDENT編集部が選ぶ 押さえておきたい今週の医療系ニュースベスト5!(出展:マイナビニュース)

日々進歩する、医学の世界。いま、この瞬間にも、誰かがどこかで画期的な薬を開発していたり、治療に役立つ大発見をしたりしているかも知れません。このコーナーでは、医学を志すにあたり「これだけは押さえておきたい!」というニュースベスト5を毎週、マイナビRESIDENT編集部が厳選し、お届けします!

2019/11/06~2019/11/12

  • 第1位

    喫煙者だけど健康には自信がある人の落とし穴

    ◆健診結果は「問題なし」。でも結果に現れないリスクは多いのです 多くの人が毎年定期的に受けている健康診断や人間ドッグ。「タバコは健康に悪い」ということはよく理解している喫煙者の方の中には、健診結果を見るのが毎年怖いという話もよく聞きます。 しかし、おそるおそる結果を見ると、今年もどの検査項目も異常なし! 血圧、糖尿、コレステロールも問題なく、がんに関係があると言われている腫瘍マーカーとやらも正常値。おまけにレントゲンや心電図もすべて正常! よしよし。同僚の「メタボで引っかかっちゃったよ……」といった声を聞きながら、自分は健康体だと喜ぶ方も少なくないと思います。 タバコ、タバコってみんなうるさいけど、健康診断は毎年完璧。やっぱり、この一服は止められないね……。 ここでは、喫煙していても健康には少し自信がある方にこそお伝えしたい、健康診断結果には現れない、タバコのリスクについてお話しします。 ◆別名「タバコ病」ともいわれる肺気腫は タバコが、肺がんや心筋梗塞、脳梗塞の原因にもなりうるということは、現代では広く知られています。しかし肺気腫がどんな病気なのかは、あまりご存知ない方がまだ多いようです。 最近ではタバコのパッケージの注意書きにも記載してある病名ですが、英語では、別名タバコ病(Tobacco disease)ともいわれるほどに、タバコとの明らかな因果関係がある疾患です。 肺気腫とは、一言で言うと、タバコの影響で肺の組織がボロボロに壊れてしまう病気です。

  • 第2位

    病気ではないが深刻?「恋愛依存症」の対処法

    ◆恋愛依存症とは……正式な病名ではないが他の依存症との共通点も 「恋愛依存症」というものは、正式な精神疾患名ではありません。しかし、アルコール依存症やギャンブル依存症など、他の依存症と同様、日常生活がうまく回らなくなるほど恋愛に対する依存がひどくなり、深刻な状態になってしまうケースは実際にあるようです。 恋愛は誰にとっても心理的なアップダウンを伴いやすいものですが、一般的に「恋愛依存症」といわれるほど深刻な状態になってしまう原因は何でしょうか。病気でないので治療法というと語弊がありますが、克服法や対処法にあたるものはあるのでしょうか。 ここでは精神疾患である他の依存症と、いわゆる恋愛依存症との類似点・関連なども含め、恋愛依存による問題を深刻化させないためにおさえておきたいポイントや、考えられる原因、対処法などを、精神医学的な面から詳しく解説します。

  • 第3位

    もし子供に「ピルを飲みたい」と言われたら…

    ◆中高生でも珍しくないピル服用……高校生までは大半が保護者と受診 10代の方がピル処方を希望して受診されるケースは、当院でも珍しくありません。大学生になると1人で受診される方が増えますが、10代の方は親と一緒に受診されることの方が多く、特に中学生は1人で来るということはありません。高校生も親と一緒のケースの方が多いです。 親と一緒にピル処方のために受診される場合、服用目的は、月経移動や月経痛の緩和などが中心です。一方で、避妊目的でピル服用を希望されている場合は、親と一緒には受診しないケースが多く、親には内緒にしたいから全ての診療を自費で……と希望されることもあります。 ◆海外ではピルが無料の国も……日本でのピル使用率はわずか4% ピルを服用できる生殖年齢において、日本のピル普及率は非常に低く、女性の約4%です。これはドイツやフランスに比べると10分の1です。 海外では、10代向けのクリニックや日本でいう大学の保健センターのようなところである「ユースクリニック」で、ピルが無料で手に入ったりします。海外留学中にピルと出会って、帰国してそのままピルを継続希望と受診なさるケースは結構あります。 海外でピルの服用を始められた患者さんの場合、(学生さんの場合に限りですが)ピルは非常に安価または無料で手に入るものというイメージになるためか、皆さん、日本に戻られてからピルの値段に驚かれます。

  • 第4位

    1滴足らずの血液でアルツハイマー病を早期診断 名古屋市立大研究グループが診断マーカー発見

    わずか1滴足らずの血液からアルツハイマー病の早期診断ができる可能性がある診断マーカーを発見した、と名古屋市立大学の研究グループが5日発表した。脳内細胞から出るタンパク質に着目した研究成果で、論文は米医学専門誌に掲載された。研究グループは健康診断などでの実用化を目指して本格的な臨床研究を進めるという。

  • 第5位

    NEDO、海洋生分解性プラスチック問題を解決する先導研究プログラムを開始

     新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術戦略研究センター(TSC)は、2019年7月から先導研究プログラムの一環として「海洋プラスチックごみ問題を解決する海洋分解性プラスチックの技術開発」プログラムを始めたと公表した。この研究開発プログラムは2019年7月から1年間、先導研究として実施し始めている。

2019/10/30~2019/11/05

  • 第1位

    25人に1人?意外と多い「大人のADHD」症状と対処法

    ◆ケアレスミスに、失言・失敗……大人のADHDとは 仕事でもプライベートでも大切な人間関係。周りの人とうまくやっていくためには、迷惑をかけてしまうような問題行動をしないのはもちろん、距離感や最低限の空気を読むなどのマナーにも気を配る必要があります。 誰もが、迷惑なことや、相手に対して失礼なことや失言などがないよう注意しているとは思いますが、これらの失敗をなぜか繰り返してしまう方は意外に少なくありません。 たとえば、約束を頻繁に忘れてしまったり、相手が気にしていることを不用意に言ってしまったり……。悪気がなくても、人間関係にヒビが入ってしまうこともあるでしょう。 こうしたことは一般的に当人のパーソナリティー、つまり生まれつきの性格の問題として片付けられがちですが、実は病気がその原因になっている可能性もあります。 ここでは、そうした病気の1つである「大人のADHD」について詳しく解説します。

  • 第2位

    危険?予防接種を受けるリスク・受けないリスク

    ◆予防接種副作用での訴訟や死亡事故……ワクチン接種は危険? 2011年3月、Hibワクチン、肺炎球菌ワクチンを含む予防接種後の死亡例が報告され、ワクチン接種が一時中止されました(2018年に再開されています)。 ワクチンとの明確な因果関係は認められないという結論が発表されましたが、これから予防接種を予定されている方は不安を感じるかもしれません。これから予定している予防接種は受けずに、病気になってしまった場合に考えよう、という方もいるかもしれません。 ワクチンを受けるべきか、やめるべきか、冷静な判断ができるよう、ワクチンの副作用と、ワクチンを受ける意味、ワクチンを受けない場合のリスクについて、基本的なことを理解しておきましょう。 ◆予防接種を受けないリスク……病気感染による後遺症・死亡例 まず、「ワクチンを受けない」という選択についてですが、これは医療者としては感染するリスク、感染させるリスク、感染して重症化したり、重篤な後遺症を残すリスクをあまりに無視した考えではないかと感じます。 以前問題になった「Hibワクチン」ですが、定期接種がスタートする前は、毎年600人の子供がHibによる髄膜炎になっており、死亡する子供は約15人、発達の遅れなどの後遺症が残った子供が150人発生していました。 フィンランドの報告によると、Hibワクチンを接種した約9万7000人の子供にHibによる全身の重症感染症が起きた例は0でした。Hibワクチンを接種していない子供のうち、42人がHibによる全身の重症感染症になると推定されています。 また、アメリカのデータでは、肺炎球菌ワクチンによって、肺炎球菌による重症例である侵襲性肺炎球菌感染症の年間発症率が平均95.2例/10万人から平均22.6例/10万人と約4分の1に減少しました。ワクチン接種が感染リスクを下げていることは確かです。 髄膜炎に罹ってからの発見が遅いと、死亡率も後遺症を残す率も上がってしまいます。そして、髄膜炎の早期発見は簡単ではありません。 副作用のリスクを理解することはもちろん大切ですが、受けるリスクと同じように、受けなかった場合のリスクの高さを冷静に考えなければなりません。

  • 第3位

    物を捨てるのが怖い…心の闇に潜む「溜め込み障害」とは!?

    ◆ゴミや物を捨てられない原因は「溜め込み障害」の可能性も 物を捨てるのが苦手なら、家にはいらないものがいろいろあるかもしれません。それがもし極端になれば、いわゆるゴミ屋敷になっていきます。実際はそこに至るまで、さまざまな背景があるでしょうが、実はその原因の一つに、心の病気である「溜め込み障害」も考えられます。 ここでは、この「溜め込み障害」を詳しく解説します。 ◆溜め込み障害は世界中で見られる心の病気 その人がどんな人かは、実際に部屋を見る機会があれば、かなり見当がつくものです。物が捨てられない人は、特に一目瞭然。部屋がいつもきちんとしていたら、捨てるべきものはその都度捨てているはずです。 いらない物を捨てられなくなる理由は多様です。もしそれが過去の大切な思い出を象徴していたら、どんなにいらなくなっても、捨てるなんてありえないかもしれません。でも通常は、「もしかしたら後で必要になるかもしれない」といった理由が多いものです。 もし、身近な人から家のなかを片づけるように、いくらアドバイスされても、それがどうしてもできなくなっていたら、下記の「溜め込み障害」の症状に当てはまっていないか、チェックしてみましょう。 ・物を捨てることに抵抗感が強い ・物を捨てることを考えたりすること自体に嫌悪感がある ・持ち物に感情的な思い入れが入りやすい ・家の中は物があふれにあふれ、台所で調理もできないような状態になっている ・古い新聞や雑誌が山積みになっている ・大切な物がいくつも見つからない ・生ごみを対処せず、衛生面に問題が生じている ・心理的傾向としては何でも先延ばしにしやすく、優柔不断、社会との接点も少なくなっている

  • 第4位

    シスメックス×オプティム、デジタル医療の合弁会社設立

    シスメックスとオプティムは11月1日、デジタル医療の事業化を加速することを目的にデジタル医療に関するプラットフォームとアプリケーションを活用したソリューションサービスの企画、開発、運営を担う合弁会社の設立を目指すことに基本合意した。

  • 第5位

    将来の認知症治療薬・予防薬開発に向けたコホート研究が日本で開始

    東京大学(東大)は10月31日、認知症の治療薬・予防薬を早期に実用化することを目指し、認知症のプレクリニカル期・プロドローマル期の研究への参加者をオンライン上で募集するプロジェクト「トライアルレディコホート(J-TRC、ジェイ・トラック)構築研究」を開始したことを発表した。 日本の認知症患者は500万人を超す規模とされ、そのうちの約7割がアルツハイマー病とされている。こうした認知症患者は年々増加傾向にある一方で、その治療のための薬剤は症候改善薬がほとんどであり、疾病の進行そのものを止めることができない。また、根本治療に向けた研究開発も進められているものの、認知機能の障害が明らかになった段階では、神経細胞の変性・脱落を食い止めることが困難で、治療の効果が得にくいことが分かってきており、認知症の症状がまだないが病理変化が始まっている「プレクリニカル期」、または症状が経度認知障害レベルの「プロドローマル期」での研究が重要と言われるようになってきた一方、そうした自覚症状などがほぼないような人を臨床研究・治験参加者として多く集める最適な方法を構築することが難しく、具体的な動きになかなか結びつけることができてこなかった。 今回の研究プロジェクトでは、東大大学院医学系研究科 脳神経医学専攻 神経病理学分野の岩坪威 教授を研究代表者に据え、インターネットを活用して、そうした軽度認知障害(プロドローマル期)よりも前段階のプレクリニカル期の可能性がある人を募集した人の中から探り出し、医師などの指導を交えた医療研究機関での研究を行い、希望する人にはさらに条件に合った治療薬・予防薬の治験の情報を提供したり、実際に治験への参加を支援するといったことを行っていくことで、早期の認知症予防に向けた取り組みの効果の判定を目指す。

2019/10/23~2019/10/29

  • 第1位

    遅い時間に食べちゃダメ!? 理想的な夕食の時間は?

    ◆晩御飯は遅くなりがち? 働く世代も高齢者も抱える夕食の問題 毎日の帰宅時間が遅く、夕食を食べたらすぐに寝る生活をしている方は少なくないようです。 私は病院で栄養相談を受けていますが、病院に来られる患者様は高齢で、いわゆる「ご隠居生活」を謳歌されている方も多いです。 意外に思われるかもしれませんが、遅くまで仕事をしている会社員やいわゆるバリキャリ系の方だけでなく、24時間を自由に使える高齢者の方でも、食事時間が不規則になっていて、つい遅い時間に食事をしてしまうという方も珍しくありません。 働く人も退職後の高齢者も、一日の締めくくりとなる夕食時間は、一度見直してみる必要がありそうです。

  • 第2位

    試してみる価値アリ!自律神経バランスを整える食事

    自律神経バランスを整える食事、大切なのは「いかに腸を整え、自律神経のバランスを整える食事法を意識するか?」ということです。 ◆寝起きの1杯の水が血流改善を促す 朝、コップ1杯の水が胃の中に入るだけでも、体は活動モードにスイッチオンします。また、夜は睡眠中にかく寝汗で体内の水分が減少するため、朝は血液の流れが滞っています。血流を促すためにも朝には、まず1杯の水を飲んで快適な1日をスタートさせましょう。 ◆腸に刺激を与えるため、1日3回の食事を 自律神経のバランスを安定させるためには、「食生活の改善」はとても重要です。では、1日にとる食事の回数ですが、何回とるのが体にはいいのでしょうか。 結論からいえば、「1日3回」の食事がやはり体にはいいといえます。ただし、ここで誤解してはいけないのは、「体にいい」という意味です。私たちが食事をする最大の目的は、栄養をとりいれるためです。でも、3回がいいというのは、3回食事をしなければ十分な栄養がとれないからではありません。

  • 第3位

    「性格に難がある」と言われる人は、パーソナリティ障害かも?

    性格に難があると思われがちな人は、少なからずいらっしゃると思います。本人もそのこと自体をかなり気にしていることもあるかもしれません。 例えば「あの人は○○はいいんだけど、性格が△△だから……」といった言葉には、あの人の○○の良さは性格の△△さで帳消し!みたいなニュアンスが感じられてしまいます。 性格に難があるということは、精神医学的にはパーソナリティ障害の可能性も考えたいところです。ここでは、パーソナリティ障害の可能性が考えられうる性格や、パーソナリティ障害にはなぜ精神科的治療が望ましいのかなどを詳しく解説します。

  • 第4位

    アメリカで10代の自殺率が激増

    米国内のティーンエイジャーの自殺率が過去10年で急増していることが米疫病管理予防センターの調査で明らかに。 疫病管理予防センターのとある調査結果が疫学者や精神科医たちを悩ませている。その報告によると、米国内のティーンエイジャーの自殺率が2007年から2017年の間に約56%も上昇しているのだ。10歳から24歳の若者10万人のうち6.8人だった自殺者が約10.8人にまで跳ね上がってしまった。さらに、専門家達も増加の原因がわからず、有効な防止策を導き出せずにいる。 自殺率が上昇するのはある程度予期されていた。アメリカ精神医学会のデータによると、1999年から2017年にかけて全体で自殺率が33%増加している。しかし、ティーンエイジャーの自殺率は他と比べると増加ペースが圧倒的に速い。今や事故死に続いて第2位の死因になってしまっている。

  • 第5位

    パナソニック、歯のシンポジウム開催 - 電動歯ブラシ「ドルツ」を使った上手な歯磨き

    パナソニックは10月23日、「歯と健康シンポジウム」を開催。ビジネスパーソンの歯と口の健康に関する内容のほか、日本歯科医師会常務理事と「予防医療」を推奨する堀江貴文氏によるトークも。後半ではパナソニックのオーラルケア製品「ドルツ」シリーズに触れ、シンポジウム参加者は、9月1日発売のドルツシリーズ最上位機種「W-DP53」を使ったブラッシング指導を受けることができました。

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