マッチング解剖学講座 マッチングとは?  なぜマッチングは生まれたの?基本的なことから実践的なことまで、マイコ先生が解説! これでマッチングの全てがわかる!

マッチング解剖学講座(番外編) もしもアンマッチになってしまったら?

ナビオ
マイコ先生
そろそろ来る頃だと思っていたわ。その表情からすると、もしもアンマッチになってしまったらどうなるのか、心配で眠れないんでしょ?
ナビオ
マイコ先生
単純なキミの考えていることくらい分からなかったら、もう医者は廃業よ。
ナビオ
マイコ先生
まあ、いいわ。今日の私はなんだか気分が良いし、キミの不安を解消してあげようかしら。
ナビオ

仮の話……アンマッチになったらどう動く?

マイコ先生
仮の話だけれど、もしもアンマッチになってしまったら、何よりもまず厚生労働省の「臨床研修プログラム検索サイト」で、空席のある病院やプログラムの情報を確認するのよ。
ナビオ
マイコ先生
そうよ。マッチング協議会のサイトでも「マッチ結果に空席があった場合に2次募集を予定している病院」の一覧が見られるわ。ここに挙がっているところは、特に2次募集に積極的な病院だといえるかも。クチコミやインターネットも駆使して情報収集したら、空席を目がけて、さっそく活動開始よ!
ナビオ
マイコ先生
それは不可能ではないけれど…、そこで合格することは現実的にはなかなか難しいかもしれないわ。ただ、病院側の定員の充足状況にもよるし、当たって砕けろ精神でチャレンジしてみるのもアリかも知れないわね。いずれにせよ、ここまでが“お見合い”だとしたら、ここからは“自由恋愛”ね。マッチングシステムを離れて、病院のウェブサイトも確認して自分で直接連絡を取って2次募集に応募するのよ。

ナビオ
マイコ先生
「発表から24時間が勝負!」と言う人もいるくらいで、確かに早い者勝ちの面もあるけれど、行きたくない病院やプログラムをあわてて選ぶことはないのよ。そのようにならないためにも、夏までにしっかりと志望先の病院を研究しておくことが大切なの。
ナビオ
マイコ先生
それだと、病院も採用決定がしやすいわけよね。電話だけですぐにOK、つまり内定が出たという人もいるくらいだから。まあ、あらためて書類選考から面接などの試験を経て決定することが多いけれど。それにね、国試後の3次募集だってあるのよ。
ナビオ
マイコ先生
そう。国試では毎年1割程度の不合格者が出るわけでしょ? その結果に応じて空席ができることがあるの。第1希望の超人気病院だけ登録して、後はこの空席を狙うという猛者もいるそうよ。
ナビオ
マイコ先生
もちろん、キミみたいな心配症にはオススメできないわ。研修病院が決定していない状態で、卒試や国試も乗り越えるメンタルの強さが必要だもの。ただ、このタイミングでもチャンスはあるってこと。
ナビオ

アンマッチがただちに失敗とは限らない!

マイコ先生
あ~、いるのよね。アンマッチになると、自分の人生そのものを否定されたみたいに悲観しちゃう人。それ、間違いだから!
ナビオ
マイコ先生
だって~じゃない! 確かに9割以上の人がマッチングを通して研修病院を決めているから、少数派になるのは心細いかもしれないけど、「アンマッチになったからこそ、視野が広がって本当に自分に合う病院を見つけられた」という人も多いのよ。キミは、テニスの試合で相手に追い込まれたら、落ち込んでしまって次のサーブは打てないワケ?
ナビオ
マイコ先生
でしょ!? ピンチの裏にはチャンスがあるものなのよ。たとえ人気病院でも状況によっては定員を満たせないこともあって、それは病院側からしたら「来てほしかった人にフラれた」ってガッカリしている状態だってこと。チャンスはあるわ。

ナビオ
マイコ先生
アンマッチになっても、「自分を採らないなんて、あの病院は見る目がないな」くらいに思っておけばいいの。それよりも、後期研修の面接を受けるときに、「初期研修でこれだけのことをやってきました」と自信をもって臨める自分でいられることのほうがずっと大事なんだからね。
ナビオ
マイコ先生
意外な相性というのもあるしね。そもそも、第1希望にマッチしたって、卒試や国試に落ちたらすべて白紙よ。
ナビオ
マイコ先生
最初に思い込んだ方向だけを見ていると、大事なものが見えなくなることもあるんだからね。恋愛だって、好きになった人に彼氏がいて泣き暮らしていたせいで、すぐ近くにいた最高のパートナーに気がつかなくて生涯独身……なんてことになりかねないのよ。言っとくけど私のことじゃないからね!
ナビオ
マイコ先生
「今日は」は余計でしょ! だいたい、あなた病院見学はちゃんとやってるんでしょうね?
ナビオ

登場人物プロフィール

マイコ先生

医科大学付属病院で内科の臨床医を務める現役医師(3×歳)。“マッチング博士”の異名を取る。たまに母校で教鞭を取る関係で教え子のナビオ君と知り合い、「あまりのデキの悪さに感心して」学業や進路の相談に乗るようになりました。性格はドSだけれど、たまにカワイイところもあるような…。

ナビオ君

もうすぐ医科大学6年生になる、うっかり系男子。某医療ドラマに感動して医師を志す純粋な(単純な?)精神構造の持ち主。特に救急医療への興味があるものの、そこでやっていけるかどうか自信がありません。特技は中学時代から続けている硬式テニスだけれど、恋のスマッシュヒットとは無縁のご様子。

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